5キロダンベル付け、水辺で亡くなった高齢男性…宿泊先にメモ「掃除お願いします」

AI要約

漢江河口で男性の遺体が発見され、右手首に5キロのダンベルが縛り付けられていた。

男性の部屋には現金とメモが残され、体の痛みや持病に苦しんでいたことが示唆されていた。

遺族は見つからず、男性は生活保護を受けながら1人で暮らしていたことが判明した。

5キロダンベル付け、水辺で亡くなった高齢男性…宿泊先にメモ「掃除お願いします」

【08月01日 KOREA WAVE】ソウル・漢江(ハンガン)河口で右手首に重さ5キロのダンベルを縛り付けた60代男性の遺体が見つかった。その男性が住んでいた簡易宿泊所には現金10万ウォン(約1万1000円)と1枚のメモが残されていた。

京畿道高陽(キョンギド・コヤン)警察署などによると、男性は28日午後1時5分ごろ、高陽市徳陽区(トクヤング)の幸州(ヘンジュ)の船着き場近くで死亡しているのが見つかった。

簡易宿泊所の部屋の机上には現金10万ウォンと「掃除をよろしくお願いする」というメモが残されていた。部屋にあったカレンダーには「体がとても痛くて生きていたくない」と書き込まれていたという。室内にはさまざまな薬があり、持病があったらしい。

男性は生活保護を受けており、長年1人暮らし。警察が遺族を探しているが、残された携帯電話に家族らしき人物の連絡先はなかった。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News