ハマス最高指導者の殺害受け国連安保理で緊急会合 イスラエルとイランが非難の応酬 アメリカは関与を否定

AI要約

ハマス最高指導者ハニヤ氏の殺害を受け、国連安保理でイスラエルとイランの非難応酬が繰り広げられた。

会合では緊張の高まりやガザ地区での停戦交渉への悪影響が懸念された。

アメリカは関与否定、イランはイスラエルのテロ攻撃と主張。イスラエルはテロ支援国家として批判を浴びた。

ハマス最高指導者の殺害受け国連安保理で緊急会合 イスラエルとイランが非難の応酬 アメリカは関与を否定

イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏の殺害を受けて、国連の安全保障理事会では緊急会合が開かれ、関与が指摘されているイスラエルと、イランによる非難の応酬となりました。

31日に開かれた会合ではハニヤ氏の殺害について各国から地域の緊張の高まりやガザ地区での停戦交渉への悪影響を懸念する声が相次ぎました。

アメリカは関与を否定しましたが、イランは殺害はイスラエルによるテロ攻撃であり、「アメリカの支援なしに起こりえなかった」と主張しました。

イスラエルはハニヤ氏の殺害について言及を避けた上で、イランに対して「世界一のテロ支援国家だ」「ハマスなどを介してあらゆる方向からイスラエルを標的にしている」と批判し、「傍観することなく、自国と自国民を守り続ける」と主張しました。