ハニヤ氏の自宅取材中の記者ら イスラエル軍の攻撃で死亡

AI要約

ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで殺害された後、ガザ地区の自宅を取材中の記者とカメラマンがイスラエル軍の攻撃で死亡。

ジャーナリストの死亡でガザ地区での死者数は165人に達する。一方、イスラエルのネタニヤフ首相はハニヤ氏の死亡に触れず、今後の戦火拡大に備える姿勢を見せる。

ハニヤ氏の自宅取材中の記者ら イスラエル軍の攻撃で死亡

 殺害されたハマスの最高指導者ハニヤ氏のガザ地区にある自宅を取材していた中東の衛星テレビ局の記者とカメラマンがイスラエル軍の攻撃で死亡しました。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、ガザ地区を取材していた記者とカメラマンがイスラエル軍の攻撃で死亡したということです。2人はハマス最高指導者ハニヤ氏が訪問先のイランで殺害されたのを受けて、アルシャティ難民キャンプにあるハニヤ氏の自宅を取材している最中でした。

 ハマスが運営するメディアによりますと、ガザ地区で死亡したジャーナリストはこれで165人となりました。

 一方、イスラエルのネタニヤフ首相はハニヤ氏の死亡後初めて演説しましたが、殺害に関しては一切言及しませんでした。ただ、「この数週間、ハマス、ヒズボラ、フーシ派に直接攻撃を加えてきた」としたうえで、「イスラエルはあらゆるシナリオに備えている」と今後の戦火拡大にも含みを持たせました。(ANNニュース)