水害対策グッズの保管箱、「ゴミ箱」と化していた…ソウル・地下商店街「浸水防げるのか?」

AI要約

ソウル市江南区に設置された水防用砂袋保管箱がゴミ箱代わりになっていることが報道された。

過去に起きた浸水被害を受け、砂袋は重要な役割を果たすが、保管箱はゴミでいっぱいだった。

地下商店街の経営者らは大雨の被害を心配し、浸水被害を防ぐよい方法を模索している。

水害対策グッズの保管箱、「ゴミ箱」と化していた…ソウル・地下商店街「浸水防げるのか?」

【07月28日 KOREA WAVE】水害対策のため設置されたソウル市江南(カンナム)区の水防用砂袋保管箱がゴミ箱代わりになっている。

23日、ソウル市江南区(カンナムグ)の江南駅近く。豪雨による浸水などに備えて設置された水防用砂袋保管箱を開けると、中は飲料のペットボトルやテイクアウトのカップなどゴミでいっぱいだった。

砂袋は大雨で遮水板を設置する際、床とすき間を塞ぐビニール類を固定したり、下水の逆流を防いだりするために使う。しかし、ゴミだらけでどこにあるのかわからないくらいだった。

この一帯では2020年と2022年の8月に梅雨の豪雨で浸水被害を受けた。地下の食堂の経営者は「店内は足首がつかるほど水につかった」と振り返った。

地下商店街には衣類や化粧品などの小さな店が200以上ある。衣料品店の30代の店員は「大雨が降らないことを願う。浸水被害を防ぐよい方法はないだろうか」と話した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News