米中外相、ラオスで会談へ 中国発表

AI要約

中国外務省は中国外相のラオス訪問について発表し、米国のブリンケン長官との会談が27日に予定されていることを明らかにした。

両氏は4月以来の対面となり、ASEAN関連外相会議での会談を行う予定だ。

米中関係は首脳会談以降対話を強化しているが、バイデン政権の対中政策の不透明感が高まっている。

 【ビエンチャン時事】中国外務省の毛寧副報道局長は26日の記者会見で、ラオスを訪問中の王毅共産党政治局員兼外相が27日までの滞在期間中、ブリンケン米国務長官と会談すると発表した。

 両氏の対面は4月のブリンケン氏の訪中以来で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議に合わせて会談する。

 米中両国は昨年11月の首脳会談以降、関係安定化を図るための対話を強化。ただ、米国ではバイデン大統領が今年11月の大統領選からの撤退を表明するなど、対中政策の不透明感が高まっている。