トランプ氏との討論、ハリス氏「準備はできている」 米大統領選

AI要約

米大統領選の民主党候補者指名を狙うハリス副大統領は、トランプ前大統領との討論に対する準備が整っていることを明らかにした。

2度の討論合意があったが、バイデン氏の撤退によりスケジュールが不透明になっている。

トランプ氏はハリス氏との討論を望んでいるが、まだ具体的な決定はされていない。

トランプ氏との討論、ハリス氏「準備はできている」 米大統領選

(CNN) 今秋行われる米大統領選の民主党の候補者指名を獲得する見通しとなっているハリス副大統領は25日、トランプ前大統領と討論する用意は整っていると記者団に述べた。

ハリス氏は、トランプ氏とバイデン大統領の間で以前合意されていた9月10日の討論会について、自身はその日程を受け入れたものの、トランプ氏側の考えが変わっているようだと明らかにした。

バイデン氏が選挙戦からの撤退を表明する前、トランプ、バイデン両陣営は2回討論することで合意していた。1回目はCNN主催で6月に開催されたが、その後バイデン氏が撤退を表明し、予定されていたABC主催の9月の討論会の扱いについては不明となっている。

一方、FOXニュースはトランプ氏とハリス氏に9月17日の討論会を提案している。ハリス氏は25日の発言で、この提案を受け入れるかどうかについては言及しなかった。

ハリス氏は「有権者にはこの選挙で示されている主張の違いを討論という場で確認する権利がある。私の準備は整っている」と述べ、討論会への参加に意欲を見せた。

トランプ氏は今週初め、ハリス氏との討論を望んでいるが、まだ何も決まっていないと報道陣に明らかにした。その際、「ハリス氏とバイデン氏の政策は同じであるため、大した違いはない」とも述べた。