ロシア、ゼレンスキー政権との交渉の可能性に「手続きに開放的」

AI要約

ウクライナ政府が戦争3年目のロシアと交渉する用意があると明らかにし、ロシアもゼレンスキー大統領の執権中にも平和問題を交渉可能と明らかにした。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、対話の用意がある一方、ウクライナがどれほどの準備をしているかや操縦者からの許諾についても理解が必要だと述べた。

ロシアはウクライナの西側操縦を批判し、ゼレンスキー政権の正当性に問題があると主張しており、交渉が進むためにはさらなる説明と明瞭化が必要だ。

ロシア、ゼレンスキー政権との交渉の可能性に「手続きに開放的」

ウクライナ政府が戦争3年目のロシアと交渉する用意があると明らかにすると、ロシアもゼレンスキー大統領の執権中にもウクライナ平和問題を交渉することが可能だと明らかにした。

ロイター通信は25日(現地時間)、ロシア大統領府のペスコフ報道官が記者会見で、ゼレンスキー大統領の執権中に対話をする用意があるのかという質問に対し「ロシアは一般的に交渉手続きに開放的」と答えたと、伝えた。

しかし「まず我々はウクライナ側がどれほど用意しているのか、そしてウクライナ側が操縦者らからこの問題についてどれくらい許諾を受けたのか理解しなければいけない」と話した。

ロシアはゼレンスキー政権が米国など西側の操縦を受けていると批判している。また、ゼレンスキー大統領が5月の大統領選挙を実施せず法的な根拠なく任期を延長したとし、統治の正当性に問題があると指摘してきた。

中国外務省は前日、ウクライナのクレバ外相が中国の王毅政治局員兼外相と会い、ロシアのウクライナ「特別軍事作戦」に関連し、ロシアと交渉する用意があることを明らかにした。

これに対しペスコフ報道官は「今までかなり異なる発言が出ていてまだ明確でない。さらにゼレンスキーの正当性問題のほかにも、ウクライナはロシアといかなる接触も交渉も禁止する法令があるという問題がある」と指摘した。続いて「多くのことが明瞭化されなければならず、説明が必要だ」と話した。

ペスコフ報道官はゼレンスキー大統領と交渉が可能か、それともその可能性が完全に排除されるのかという質問に「容易な問題でない」とし「法的な観点でこの問題は議題だが、現実的な観点で我々は交渉を通じて目標を達成することに開放的」と強調した。そして「したがってさまざまな選択肢が可能だ」と強調した。