大規模システム障害 クラウドストライク「問題ある更新プログラムを配信してしまったことが原因」

AI要約

アメリカの情報セキュリティー会社が問題の更新プログラム配信で起きた大規模なシステム障害について発表

障害の影響は世界中の空港や医療機関、金融機関に及んだ

クラウドストライクが欠陥があるソフトウェアを配信したことを認め、再発防止に努める姿勢を示す

先週起きた大規模なシステム障害について、アメリカの情報セキュリティー会社は、問題のある更新プログラムを配信してしまったことが原因だったと発表しました。

19日に起きたシステム障害では世界中の空港のほか、医療機関や金融機関にも影響を与えました。

情報セキュリティー会社「クラウドストライク」は24日、問題がないかを調べるソフトウエアに欠陥があり、問題のあるデータを含んだ更新プログラムを配信したため障害につながったなどと発表しました。

クラウドストライクは改めて謝罪した上で、更新プログラムに問題がないか、チェックする段階を追加するなどし、再発防止に努めるとしています。

マイクロソフトによりますと、システム障害はクラウドストライクのソフトウエア更新にともなってウィンドウズ搭載の端末で起きていて、推定で850万台が影響を受けたとしています。