「新しい世代にバトン渡すのが最善の方法」バイデン大統領が国民向け演説 大統領選からの撤退理由を説明

AI要約

バイデン大統領は新しい世代にバトンを渡すことが国を団結させる最善の方法だと説明し、大統領選からの撤退理由を述べた。

任期中には経済政策や同盟国との連携強化、ウクライナ侵攻の阻止などに取り組む考えを示した。

撤退圧力を受けて7月に選挙戦からの撤退を表明した。

「新しい世代にバトン渡すのが最善の方法」バイデン大統領が国民向け演説 大統領選からの撤退理由を説明

アメリカのバイデン大統領は日本時間9時ごろ、国民に向けて演説を行い「新しい世代にバトンを渡すことが国を団結させる最善の方法だ」と訴え、大統領選から撤退を決断した理由を説明しました。

バイデン大統領は演説の冒頭で、「皆様の大統領を務められたことは私の人生の最大の名誉だ」と述べた上で「民主主義を守ることはどんな肩書きよりも重要だ」、「新しい世代にバトンを渡すことが国を団結させる最善の方法だ」と訴え、大統領選から撤退を決断した理由を説明しました。

バイデン氏は大統領任期となる2025年1月までの6カ月間、物価高への対応をはじめとした経済政策やロシアによるウクライナ侵攻の阻止に向けた同盟国との連携強化、さらにはイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘終結と人質解放に力を入れる考えを強調しました。

バイデン氏は身内の民主党内などからの撤退圧力を受けて、7月21日に選挙戦からの撤退を表明していました。