“厳戒”パリ五輪 海外40カ国以上から1750人の警察官が応援に

AI要約

パリオリンピックには海外40カ国以上の警察官が警備の応援のため派遣されており、さらにテロ計画を阻止するための対策が行われている。

開会式直前の警備対策が強化されており、警察官1750人以上がパリ中心部などで警戒に当たっている。さらに過去には4件のテロ計画が阻止されたと報告されている。

18歳の男がオリンピックを狙ったテロを計画していた疑いで逮捕され、SNS上にテロ実行の意志を投稿していたことが明らかになっている。

“厳戒”パリ五輪 海外40カ国以上から1750人の警察官が応援に

 開会式が目前に迫ったパリオリンピックには、海外40カ国以上の警察官が警備の応援のため派遣されています。一方、オリンピックを狙ったテロを計画していたとして、男が拘束されました。

 26日開会式が行われるパリオリンピックの警備応援のため、40カ国からあわせて1750人以上の警察官が派遣されています。近隣のヨーロッパ各国のほか、2022年サッカーワールドカップを開催した中東・カタールや、韓国などからも警察官が派遣され、パリ中心部や空港、競技場周辺などの警戒に当たっています。

 一方、フランスメディアによりますと、24日にサッカー男子日本対パラグアイ戦が行われた南西部ジロンド県で、オリンピックを狙ったテロを計画した疑いで18歳の男が拘束されました。男はSNS上に、「大会期間中に暴力行為を実行したい」と投稿していたということです。

 フランス内務省によりますと、この件も含めてこれまでにオリンピックを狙ったテロ計画を4件阻止したということです。(ANNニュース)