パリ五輪開幕まもなく 静かな緊張感も

AI要約

パリ五輪開幕が近づいてきた。〝花の都〟は、100年ぶり3回目の大会を目前に人であふれ、熱気が高まってきた。

競技会場を一望できるエッフェル塔の展望台は、入場が制限されるほど人気だ。訪れた人たちは記念写真を撮りながら開幕を待ちわびていた。開会式の舞台となるセーヌ川に架かる橋の上では、観客席の設置工事が急ピッチで進む。地下鉄を利用すると、ホームには公式マスコットなどが描かれており、ムードの高まりを感じられた。

ただ、歴史的建造物を保護するためか五輪の装飾は控えめな印象だ。街頭ではテロを警戒する兵士らが目を光らせ、静かな緊張感も漂う。

パリ五輪開幕まもなく 静かな緊張感も

パリ五輪開幕が近づいてきた。〝花の都〟は、100年ぶり3回目の大会を目前に人であふれ、熱気が高まってきた。

競技会場を一望できるエッフェル塔の展望台は、入場が制限されるほど人気だ。訪れた人たちは記念写真を撮りながら開幕を待ちわびていた。開会式の舞台となるセーヌ川に架かる橋の上では、観客席の設置工事が急ピッチで進む。地下鉄を利用すると、ホームには公式マスコットなどが描かれており、ムードの高まりを感じられた。

ただ、歴史的建造物を保護するためか五輪の装飾は控えめな印象だ。街頭ではテロを警戒する兵士らが目を光らせ、静かな緊張感も漂う。

夏季五輪史上初となる競技場外での開会式は26日、市中心部を流れるセーヌ川で行われる。選手らは川を船で下りエッフェル塔近くの広場を目指す。

コロナ禍で無観客開催だった東京大会から3年。パリの街は、各国の選手や観光客を迎え、いよいよアスリートの最高のパフォーマンスを待つだけとなった。