システム障害、航空になお影響 遅延1万7000便

AI要約

世界的なシステム障害による航空便への影響が22日も続き、遅延や欠航が続いている。

障害は米IT企業の更新ソフトの不具合から始まり、修正ソフトの配信はされているものの、航空会社のシステム復旧に時間がかかっている。

SNSでは、空港で夜を明かしたとみられる乗客らの投稿が相次いでいる。

 【ニューヨーク時事】世界的なシステム障害による航空便への影響は22日も続いた。

 航空情報サイトによると、米東部時間同日朝の時点で、遅延は1万7000便、欠航が1100便を上回った。発生から4日となるが、各地の空港で依然多数の乗客が足止めされた。

 障害は、米IT企業が不具合を含む更新ソフトを配信したことが引き金となり、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載する端末約850万台に広がった。修正ソフトが配信されているものの、航空会社のシステム復旧に時間がかかっている。SNSでは、空港で夜を明かしたとみられる人らによる投稿が相次いだ。