韓国 きょうのニュース(7月22日)

AI要約

全国の病院が研修医募集開始。志願者は少数か。

カカオ創業者が逮捕状審査に出席。容疑否認。

尹大統領が原発生態系強化指示。チェコへの輸出受け。

韓国 きょうのニュース(7月22日)

◇全国の病院が研修医募集開始 志願者は少数か

 大学医学部の定員を増やす政府の方針に反発し、研修医が辞表を提出して一斉に職場を離脱するなか、「ビッグ5」と呼ばれるソウルの五つの大型病院を含む全国の病院は22日、下半期の研修医の募集を開始した。しかし、これに対する研修医の反応は鈍い。主要大学病院の教授は新たに選ばれた研修医を弟子として受け入れられないとの立場を示しており、志願者自体が少数にとどまるとの見方が広がっている。

◇カカオ創業者 逮捕状審査に出席

 インターネット大手カカオの創業者、金範洙(キム・ボムス)経営刷新委員長が、自身の逮捕状発付の是非を判断する令状審査に出席した。検察は17日、大手芸能事務所SMエンタテインメントの経営権を巡り、総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)による買収を妨げる目的で株価を不正に操作したとして金氏の逮捕状をソウル南部地裁に請求した。スーツ姿で検察の護送車から降りた金氏は、「容疑を認めるか」などとする報道陣の問いかけに答えず法廷に向かった。

◇尹大統領が「原発生態系」の強化指示 チェコへの輸出受け

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は22日の首席秘書官会議で、韓国水力原子力がチェコの原発新規建設事業の優先交渉権を獲得したことについて、関係機関が「原発の生態系」の強化に万全を期すよう指示した。尹大統領はチェコへの特使派遣を検討しているという。また会議では新規原発の建設や次世代原発の開発など原発生態系の回復に注力するよう指示したという。文在寅(ムン・ジェイン)前政権では脱原発政策を進めていた。

◇最大野党の解散審判求める請願 5万人超え国会審議へ

 国会の国民同意請願のホームページで、革新系最大野党「共に民主党」の解散審判を求める請願の賛同者数が5万人を超えた。請願の登録から30日以内に賛同者が5万人を超えると国会の常任委員会で審議される。請願は11日に登録され、「民主党はその活動が国民主権主義と権力分立制度、私有財産と市場経済を根幹とする経済秩序、司法権の独立などに反する明らかな違憲政党」として、同党の解散と所属議員の議員職喪失を要求した。