領土譲歩するなら「国民投票」を　キーウ市長、大統領にくぎ

AI要約

ウクライナの首都キーウのクリチコ市長は、ゼレンスキー大統領が領土問題でロシアに譲歩する場合には国民投票が必要になるだろうと述べ、単独で決定を下さないよう警告。

クリチコ氏は、ゼレンスキー氏が戦闘継続か領土問題での妥協かを巡り、非常に困難な時期に直面すると分析。大統領はどんな決断をしても政治的自殺の危機にさらされると指摘。

クリチコ氏とゼレンスキー氏は対立関係にあり、今後の展開が注目されている。

　【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ（キエフ）のクリチコ市長はゼレンスキー大統領が領土問題でロシアに譲歩する場合には「国民投票が必要になるだろう」との見解を示し、単独で決定を下さないようくぎを刺した。21日付のイタリア主要紙コリエレ・デラ・セラのインタビューで答えた。

　クリチコ氏は戦闘継続か領土問題での妥協かを巡り「今後数カ月はゼレンスキー氏にとって非常に困難な時期になる」と分析。「どんな決断をしても、大統領は政治的自殺の危機にさらされる」と指摘した。

　クリチコ氏とゼレンスキー氏は対立関係にあるとみられている。

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