トランプ氏、銃撃前に警告なかったと非難 「誰も問題言及せず」

AI要約

トランプ前大統領はペンシルベニア州での集会での銃撃事件について、事前に警告を受けていなかったと述べた。

トランプ氏の警護要請が拒否されていたことが報道され、その影響について話題になっている。

シークレットサービスは警護のために修正を行い、専門部隊やリソースを提供しない場合は代替手段を講じていた。

トランプ氏、銃撃前に警告なかったと非難 「誰も問題言及せず」

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ前米大統領は21日、ペンシルベニア州で13日に開いた集会で銃撃された事件について、事前に誰からも「問題」を警告されていなかったと述べた。

FOXニュースのインタビューで「問題があるとは誰も言わなかった。私は15分待っただろう。彼らは15分、20分、5分待とうと言うことができた。(だが)誰も言わなかった」とし、「あれは間違いだったと思う」と語った。

また「どうやって誰かが屋根に上がったのか。なぜ報告されなかったのか」と述べた。

米紙ワシントン・ポスト(WP)は20日、シークレットサービス(大統領警護隊)の幹部がトランプ氏の警護担当が事前に求めた人員や装備の増強を繰り返し拒否していたと報道。リソース不足などを理由に挙げたという。

シークレットサービスの報道官は21日、ロイターに「シークレットサービスの特定の専門部隊やリソ-スが提供されなかった場合においては、警護対象者の安全を確保するために修正を行った」と説明。「これには専門的な機能を提供するために州や地元のパートナーを利用することや、警護対象者のエクスポージャーを減らす代替手段を特定することが含まれる」とした。