トランプ暗殺未遂事件が「バイデン政権側によって仕組まれた計画」であると考えざるを得ない「新たな状況証拠」

AI要約

トランプの暗殺未遂事件において、シークレットサービスが狙撃犯を無力化しなかったことに疑問が残る。

報道によれば、シークレットサービスは狙撃犯を発砲前に20分も視認していたにも関わらず、行動を起こさなかった。

狙撃犯の生存を保ちながら動機や情報を得る機会を逃したことから、シークレットサービスの対応に疑問が呈されている。

トランプ暗殺未遂事件が「バイデン政権側によって仕組まれた計画」であると考えざるを得ない「新たな状況証拠」

トランプの暗殺未遂事件は、バイデン政権側が狙撃犯のトーマス・マシュー・クルックスを泳がせたのではないかと考えたくなるほど警備が杜撰で、シークレットサービス側の説明も大きな矛盾をはらんだものだったということについては、過去2回にわたってお伝えした。今回はこれについての追加情報を挙げたい。

AP通信のファクトチェック記事を読んでいたら、シークレットサービスの広報官が、(シークレットサービスの)スナイパーは脅威を見つけたらいつでも行動するよう訓練され、指示を受けており、容疑者を無力化するのに、発砲前に(上部からの)指示を待つことはない、と語っているとの記述を見つけた。

〈 A spokesman for the Secret Service said snipers are trained and instructed to act whenever they see a threat, and do not await instructions before taking a shot to neutralize a suspect. 〉

●Online posts falsely claim sharpshooter was told not to fire on suspect in Trump shooting(AP Fact Check, July 16, 2024)

ところで、シークレットサービスはトランプの集会の銃撃犯を、銃弾が発射される20分前に視認していたということが報じられている。シークレットサービスのスナイパーは脅威を見つけたらいつでも行動するよう訓練され、指示を受けており、容疑者を無力化するために発砲する前に指示を待つことはないのであれば、この段階で狙撃犯であるクルックスは無力化されていたはずだ。

しかもこの段階であれば、狙撃犯の腕や足を狙うなどして、生きたまま無力化し、動機などの取り調べもできたはずだ。なぜこういう方向にいかなかったのか。訓練どおりに容疑者を無力化する行動に出なかったスナイパーの行動は、シークレットサービス内でも問題視すべきだが、そんな話は一向に上がってこない。

こうしてみると、シークレットサービスのトップの側に、銃撃犯にトランプを狙わせたかった、そしてそのうえでその狙撃犯の口封じがしたかったのではないかというのは、極端な推論とまでは言えないだろう。