ベトナム最高指導者チョン共産党書記長が死去、80歳

AI要約

ベトナム共産党のグエン・フー・チョン党書記長が病気療養中の病院で死去。80歳。死因は明らかにされず。

チョン氏は2011年から13年間、ベトナムの最高指導者として活躍。経済成長や汚職撲滅に尽力し、外交でも手腕を発揮。

アメリカ大使館は、チョン氏を先見の明のある指導者と評価。トー・ラム国家主席が暫定的に職務を代行。

ベトナム最高指導者チョン共産党書記長が死去、80歳

[ハノイ 19日 ロイター] - ベトナム共産党のグエン・フー・チョン党書記長が19日、病気療養中のハノイの病院で死去した。80歳だった。ベトナム共産党は、詳しい死因は明らかにせず「高齢と重病」と伝えた。

チョン氏は2011年の書記長就任以降、13年間にわたり同国の最高指導者として、経済成長の推進や汚職撲滅に取り組む一方、外交面でも手腕を発揮した。

駐ベトナム米国大使館は声明で、チョン氏は「何十年にもわたりベトナムと米国の架け橋として尽力した先見の明のある指導者」であり、ベトナム党指導者として初の米国訪問を果たしたと述べた。

チョン氏の職務は、党序列2位のトー・ラム国家主席が暫定的に代行する。