イスラエル軍、ガザ中部など空爆 ネタニヤフ首相がラファ訪問

AI要約

イスラエル軍がガザ中部や北部を空爆し、少なくとも21人が死亡した。ラファでも戦車の侵攻が続いた。

イスラエル首相がラファを訪問し、軍事的な圧力をかけていると述べた。イスラエル軍はガザ市を空爆し、武装組織の指揮官2人を殺害した。

イスラエル軍はラファで複数のトンネルを発見し、武装勢力を殺害した。

イスラエル軍、ガザ中部など空爆 ネタニヤフ首相がラファ訪問

Nidal al-Mughrabi Hatem Khaled

[カイロ/ガザ 18日 ロイター] - イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプや北部ガザ市などを空爆、少なくとも21人が死亡した。最南端ラファでも戦車の侵攻が続いた。地元の保健当局や住民が明らかにした。

イスラエル軍はガザ中部のザウェイダ、ブレイジ難民キャンプ、ヌセイラット難民キャンプのほか、ガザ地区の主要都市部でこれまで唯一侵攻していなかったデイル・アル・バラフを空爆。16人が死亡した。

イスラエルのネタニヤフ首相は同日、事前の予告なくラファを訪問。現地のイスラエル兵に対し、軍事的な圧力と、ガザで拘束されている人質120人の解放要求が成果を上げていると述べた。

イスラエル軍は声明で、ガザ市を2回空爆し、ガザの武装組織「イスラム聖戦」の上級指揮官2人を殺害したと発表。パレスチナの医療関係者によると、この2回の空爆で5人が死亡した。

住民によると、ラファではイスラエル軍の戦車が市内の西側奥深くまで前進し、高台を占拠した。イスラエル軍は複数のトンネルを発見し、武装勢力数人を殺害したと発表した。