バイデン氏がコロナ陽性 演説見送り自主隔離 執務は継続

AI要約

バイデン大統領が新型コロナウイルスに感染し、軽症状で自主隔離中。選挙活動に影響が出る可能性。

体調不良からの検査で陽性が確認され、選挙運動の演説中止。

症状は鼻水やせきで、体温は正常。高齢不安の払拭に努めていたこともあり、制限は痛手となる見込み。

バイデン氏がコロナ陽性 演説見送り自主隔離 執務は継続

 米ホワイトハウスは17日、バイデン大統領(81)が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性だったと明らかにした。症状は軽いという。地元の東部デラウェア州で自主隔離に入り、当面、執務は隔離先から続ける。11月の大統領選に向けて、遊説などで高齢不安の払拭(ふっしょく)を図ってきただけに、選挙活動の制限は痛手となりそうだ。

 発表によると、症状は鼻水やせきなどで、体温も正常だという。17日午前に訪問先の西部ネバダ州ラスベガスで体調不良により検査を受けたところ、陽性と判明した。同日午後に予定されていた選挙運動での演説は中止となった。【ワシントン松井聡】