金正恩総書記の表彰状貰った外交官が脱北 韓国大手紙報じる 「未来への悲観が脱北を悩むようになった出発点」

AI要約

北朝鮮の金正恩総書記の表彰状を貰ったこともある外交官が、去年、亡命していたと韓国メディアが報じました。

韓国の大手紙・朝鮮日報は16日、中米の社会主義国・キューバの北朝鮮大使館で勤務していた、リ・イルギュ政治担当参事が去年11月に家族と共に亡命し、今は韓国で暮らしていると報じました。

リ参事は11年前、ミサイルなどの兵器を積んだ北朝鮮の貨物船がパナマ運河を通過しようとして拿捕された事件で、パナマ側との交渉を担当。船員を解放させたという功績で、金正恩総書記の表彰状を貰ったということです。

北朝鮮の金正恩総書記の表彰状を貰ったこともある外交官が、去年、亡命していたと韓国メディアが報じました。

韓国の大手紙・朝鮮日報は16日、中米の社会主義国・キューバの北朝鮮大使館で勤務していた、リ・イルギュ政治担当参事が去年11月に家族と共に亡命し、今は韓国で暮らしていると報じました。

リ参事は11年前、ミサイルなどの兵器を積んだ北朝鮮の貨物船がパナマ運河を通過しようとして拿捕された事件で、パナマ側との交渉を担当。船員を解放させたという功績で、金正恩総書記の表彰状を貰ったということです。

リ参事は、韓国メディアのインタビューに対し、「暗澹とした未来への悲観や、こうした社会から抜け出したいという気持ちが、脱北を悩むようになった出発点だった」と答えています。