無所属ケネディ氏にも警護隊 トランプ氏銃撃受け 米大統領選

AI要約

バイデン大統領が大統領選に出馬している「第3の候補」ケネディ・ジュニア氏に大統領警護隊を付けるよう指示。

トランプ氏の暗殺未遂事件を受け、候補者の安全確保が重要視されている。

ケネディ氏は政敵の保護を求めたことに感謝し、米国の団結を希望している。

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は、11月の大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏に対して大統領警護隊(シークレットサービス)を付けるよう指示した。

 マヨルカス国土安全保障長官が15日の記者会見で明らかにした。

 トランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、大統領選に出馬している候補者の安全を確保する。ケネディ氏のおじのケネディ元大統領、父のロバート・ケネディ元司法長官はいずれも暗殺された。

 これに先立ち、銃撃されたトランプ氏はSNSで「ケネディ氏に直ちに警護隊を付けることが不可欠だ」と指摘。ケネディ氏は「自分の政敵の保護を求めるのは、この国にとって希望の兆候だ。米国は団結できるかもしれない」とトランプ氏に謝意を示していた。