民主下院トップが懸念伝達 高齢不安バイデン大統領に

AI要約

米民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は、バイデン大統領との会談で大統領選出馬続行への懸念が広まっていることを伝えた。

バイデン氏は高齢不安への払拭を図るも、撤退論が収まらず苦しい立場が続いている。

トランプ前大統領との討論会で精彩を欠いたバイデン氏が激戦州で集会を開催し、資金提供者の懐疑心も拡大している。

 【ワシントン共同】米民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は12日、バイデン大統領(81)と11日夜に会談し、大統領選出馬を続けることへの懸念が党下院議員の間で広がっていると伝えたと明らかにした。バイデン氏は高齢不安の払拭を図るが、撤退論は収まらず苦しい立場が続く。

 共和党トランプ前大統領(78)との6月の討論会で精彩を欠いたバイデン氏は今月12日、激戦州の中西部ミシガンで集会を開催。近く南部テキサス、西部ネバダ両州でも遊説を予定している。

 陣営が頼みの綱とする資金提供者の懐疑心も拡大した。