韓国最大野党代表選 李在明氏が出馬表明

AI要約

韓国の野党「共に民主党」の前代表が再度党代表選に出馬表明。

新しい時代への移行を強調し、国民生活の向上を重要視。

一方、捜索中の海兵隊員の殉職や司法リスク問題には触れず。

【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が10日、ソウルの党本部で記者会見を開き、党代表選への出馬を表明した。党代表を選ぶ党大会は8月18日に行われる。

 李氏は先月、代表を辞任した。党の規定上、代表選に出馬するためには党の役職を辞任する必要があり、再選に向けた事実上の出馬表明とみられていた。

 李氏は会見で、「英国は14年ぶりに政権が交代し、フランスも左派連合が総選挙で勝利した」として、「私たちも新しい時代に進むための重大な岐路に立たされている」と強調。「断言するが、食べていく問題より重要なものはない」と述べ、国民生活の向上を重要課題として挙げた。

 一方、水害による行方不明者を捜索中だった海兵隊員が殉職した事故に絡んで捜査に圧力がかけられた疑惑などの懸案や、自身が不正疑惑などで複数の裁判を抱えている「司法リスク」問題などについては言及しなかった。