立憲・小沢氏、次期代表「泉氏でやったらまた沈没」 支持しない考え

AI要約

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、泉健太代表に対し批判的なコメントを述べ、次期代表については政権を取れる人であればよいと主張した。

小沢氏は、今後の代表選に白紙の状態で臨むと述べ、野党共闘を強調し現執行部を批判した。

小沢氏は過去に泉氏を支援したものの、現在は距離を置いており、次期代表選での行動は未定である。

立憲・小沢氏、次期代表「泉氏でやったらまた沈没」 支持しない考え

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、9月末に任期満了を迎える泉健太代表について「結局何もやらなかった。泉(氏)でやったら、また沈没じゃないか」と述べ、9月の代表選に泉氏が立候補しても支持しない考えを示した。国会内での小沢グループの会合後、記者団に語った。

 小沢氏は、選挙で勝つには東京都知事選などで連携してきた共産党だけでなく、国民民主党や日本維新の会との協力も必要だと主張。「今のような態勢ではできない」と現執行部を批判し、次期代表について「政権を取れる人なら誰でもいい。政権を取るには野党共闘しないといけない。そういうことができる執行部じゃないと駄目だ」と述べた。小沢グループとして代表選にどう臨むかについては「白紙」だとした。

 2021年の前回代表選で小沢氏は、小沢グループを率いて泉氏を支援し、泉代表誕生に貢献した。しかしその後、小沢氏の処遇を巡って泉氏との間に溝が生じ、現在は距離を置いている。【源馬のぞみ】