英新国防相がオデッサ訪問 ミサイル供与、支援継続

AI要約

新労働党政権のヒーリー国防相がウクライナを訪問し、精密誘導ミサイルなどの追加支援を明らかにした。

前保守党政権が約束した過去最大規模の支援を実現する意向を示し、100日以内の実施を表明。

ヒーリー氏はウクライナ支援を強化し、ロシアによる侵攻に対抗する姿勢を示した。

 【ロンドン共同】英国の新労働党政権のヒーリー国防相は7日、ウクライナ南部オデッサを訪問し、精密誘導ミサイルなどを追加供与すると明らかにした。前保守党政権が4月に約束した過去最大規模の軍事支援を100日以内に実現させるとも表明。5日の政権発足後、間もない訪問で、ウクライナ支援を継続しロシアによる侵攻に対抗する姿勢を打ち出した。

 ヒーリー氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領やウメロフ国防相と会談した。追加供与するのは精密誘導ミサイル90発や弾薬25万発などで「支援を強化する。ウクライナ国民との連帯は揺るがない」と強調した。