「コーナーフラッグで体罰」ソン・フンミンの父親が「児童虐待問題」で韓国中に衝撃…! 被害児童の父親が要求した「和解金の額」

AI要約

韓国代表の主将であるソン・フンミンの父であるソン・ウンジョン氏が児童虐待で訴えられた。アカデミーコーチたちが児童虐待容疑で取り調べを受ける中、ソン・ウンジョン氏も加害に関与した疑いが浮上しており、衝撃が走っている。

虐待容疑は、アカデミーで行われていた体罰に端を発している。アカデミーで行われていた過酷な罰則により、児童がケガを負ったとして警察に告訴される事態となった。

被害者側は、ソン・ウンジョン氏も虐待に加担していたと主張しており、事件の裏にはさらなる問題が潜んでいる可能性が高い。

「コーナーフラッグで体罰」ソン・フンミンの父親が「児童虐待問題」で韓国中に衝撃…! 被害児童の父親が要求した「和解金の額」

韓国サッカー界に衝撃が走った。韓国代表の主将でイングランドプレミアリーグのトッテナムに所属するソン・フンミンの父、ソン・ウンジョン氏が児童虐待で訴えられたのだ。

ソン・ウンジョン氏は「SONサッカーアカデミー」を運営し、ここで監督を務めている。2021年にはソン・フンミンにどのようにサッカー指導をしてきたのかをまとめた初の著書「すべての事は基本から始まる」を出版してベストセラーとなり、今年4月にも2冊目となる新刊を出して話題になったばかりだった。

そんな矢先、6月26日に韓国メディアが一斉に報じたのが、ソン・ウンジョン氏と同アカデミーのコーチ2人が、児童福祉法上の児童虐待容疑で検察の取り調べを受けているというショッキングな出来事だった。

「ニュース1」によると「今年3月、沖縄キャンプ中にAコーチが、中学生C君の太ももをコーナーフラッグのポールで叩き、2週間のケガを負わせた」として、C君側が警察に告訴したことで事件が明らかになった。

いわゆる“体罰”を与えたわけだが、その理由について記事ではこう説明している。「試合に負けたことを理由に、選手たちに一定時間内にゴールポストからセンターラインまでを往復して走る罰が与えられた。C君など4人が時間内にできなかったため、四つん這いの姿勢でたたかれた。太ももが腫れてあざができるほどだった」。

アカデミーで働くコーチ陣の虐待行為だったわけだが、そこにソン・ウンジョン氏も加担していたと被害者側は主張。合宿期間中の試合で、ミスが出るたびに何度も怒鳴られていたという。C君の父は「聯合ニュース」の電話取材で「自分の息子が被害を受けたことに失望感が大きく、息子がどれだけ怖かったかを考えると怒りが込み上げてくる。このようなことが起こってならないという思いから告訴することを決心した」と語っている。

また、実際に虐待したコーチの1人が、ソン・フンミンの兄で首席コーチのソン・フンユン氏だったことも27日に明らかになった。