アルゼンチンのミレイ大統領、自由を抑圧と社会主義を批判

AI要約

アルゼンチンのミレイ大統領がブラジルを訪問し、保守派のイベントで演説。社会主義を批判し、ブラジルのボルソナロ前大統領を支持。

ミレイ大統領はルラ大統領を攻撃し、ボルソナロ支持者がルラ氏を侮辱。ミレイ氏はメルコスール首脳会議を欠席し、CPACのイベントへの出席を決定。

ボルソナロ氏は2030年まで大統領選への出馬を禁じられたが、聴衆からは大統領への復帰を求められる。イベントには右派政治家も参加。

アルゼンチンのミレイ大統領、自由を抑圧と社会主義を批判

Anderson Coelho

[バウネアーリオ・カンボリウ(ブラジル) 7日 ロイター] - ブラジルを訪問しているアルゼンチンのミレイ大統領は7日、ブラジルのボルソナロ前大統領が開いた保守派のイベントで演説し、自由を抑圧し、汚職を生んでいると社会主義を批判した。ブラジルのルラ大統領には言及しなかったが、ボルソナロ氏の支持者はルラ氏を侮辱したり、刑務所に入れろと叫んだりした。

ミレイ氏はブラジルのルラ大統領を攻撃する発言を繰り返しており、先週はXにルラ氏は「腐敗している」、「共産主義者だ」などと投稿し、ブラジル政府との関係が悪化した。ルラ氏は以前からミレイ氏の謝罪を求めている

ミレイ氏は8日にパラグアイで開かれる南米南部共同市場(メルコスール)首脳会議を欠席。代わりにボルソナロ氏が主催する保守政治行動会議(CPAC)のイベントへの出席を決めた。

ボルソナロ氏は民主主義を攻撃したとして2030年まで大統領選への出馬を禁じられているが、聴衆からは大統領への復帰を求める声が上がった。

イベントにはチリやボリビアなどの右派政治家も参加した。