バイデン陣営、取材前に質問提示 ラジオ局に、NYタイムズが批判

AI要約

米東部ペンシルベニア州のラジオ局がバイデン大統領のインタビューで、事前に提案された質問を明らかにした。

バイデン氏の高齢不安に関するインタビューでの受け答えが注目される中、つまずいた発言が指摘された。

事前に質問を知っていたにもかかわらず、バイデン氏の発言が批判を受けている。

バイデン陣営、取材前に質問提示 ラジオ局に、NYタイムズが批判

 【ワシントン共同】米東部ペンシルベニア州のラジオ局が4日放送したバイデン大統領のインタビューで、質問はバイデン陣営から事前に提案されたものだったと取材者が6日放送のCNNテレビの番組で明らかにした。7日付ニューヨーク・タイムズ紙は「ジャーナリストにとって、特に政治家取材では不適切だとして広く否定されている行為だ」と批判した。

 明確な受け答えで高齢不安を払拭できるかどうか注目されたインタビューで、バイデン氏は「私は黒人大統領と一緒に仕事をした初の黒人女性」と発言した。同紙は「事前に質問を知っていたにもかかわらず、つまずいた」と指摘した。