アタル仏首相「大統領に辞意を伝える予定」

AI要約

フランスのアタル首相は総選挙の結果、汎与党圏が第1党の地位を確保できなかったことに対して辞意を表明した。

アタル首相は敗北の責任を取るつもりで首相辞任を申し出たが、必要な期間は職務を続ける意向。

選挙結果について、極右の危険から解放されたものの、極端勢力を市民が選択することを許さない考えを示した。

アタル仏首相「大統領に辞意を伝える予定」

フランスのアタル首相は総選挙の出口調査の結果、汎与党圏が第1党の地位を確保できなかったことに対してマクロン大統領に辞意を伝える予定だと明らかにした。

アタル首相は7日(現地時間)、記者会見を開き、「今日我々は極右の危険からは解放されたが、勝利を得られなかった」とし「明日(敗北の)責任を取って首相退職願を提出する」と明らかにした。

ただし、アタル首相は必要な期間には職務を引き続き行うと付け加えた。

アタル首相はこの日の選挙結果については「今夜、極端勢力が絶対多数を獲得できなかったのは我々の決断力と価値の力」としながら「私は我々市民が極端勢力を選択するように放ってはおかない」と述べた。

アタル首相は教育部長官を経験後、今年1月に第五共和政最年少首相として抜擢(ばってき)された。マクロン大統領の早期総選挙決定で6カ月で首相職から退くことになった。