小便失敗した4歳の娘を蹴飛ばした父親…「有罪時には裁判官・目撃者を殺す」=韓国

AI要約

4歳の娘に対して暴力を振るい、脅迫を繰り返す夫の問題を取り上げた報道があった。

妻が夫による娘への暴力を警察に通報したが、夫は懲役刑を受けたものの反省の態度を見せていないという。

夫の暴言や脅迫により、家庭内が深刻な状況に陥り、妻や子どもに精神的影響が出ている。

用便を失敗した4歳の娘を蹴り飛ばすなど暴力をふるった父親が脅迫を繰り返しているという報道が出てきた。

3日、放送界によると、2日に放送されたJTBCの時事・教養番組『事件班長』ではこのように主張する30代女性Aさんの話が紹介された。情報提供者Aさんは2017年5月、4歳年下の夫Bと知り合った。交際1年で子どもができ、2018年7月にBさんと婚姻した。結婚後、Bの暴力はますますエスカレートしていったという。

そして昨年11月、事件が起きた。夫のBが娘を路上で暴力をふるったのだ。Bは夫人Aさんとの電話で「腹が立って娘を足で蹴った。これを見た人が警察に通報した。だから今すぐ飛んで来い」と話したという。驚いたAさんが現場で行ってみると小便で濡れた地面に娘がうずくまって泣いて母親を探していた。Aさんは当時の状況に対して「夫が娘をののしっていた」と説明した。暴行当時、2人が交わした話によると、暴力をとがめるAさんに対してBは「力で子どもを直さなければならない」「これは殺しても直さなければならない」「(子どもの)首を捻ってしまってもいい」などと話した。

Bが訓育という名分で娘に暴力をふるった理由は子どもがズボンに小便をしたためだった。当時Bは娘を足で蹴飛ばしたり、地面に座り込んだ娘を立たせたら娘がまた座り込んだという理由で再度蹴飛ばして転倒し、続けて足で蹴ったりしたという。これを見たある母娘がBを警察に通報した。Aさんは「事件の防犯カメラ(の映像)があったが、警察が『お母さんが映像を見たら耐えられずにつらい思いをする』と言ったため映像を今もまだ見ていない」と話した。

Bが児童福祉法違反などの容疑で起訴されたが反省する態度が見られないとAさんは主張する。Aさんは「夫が『執行猶予など有罪になれば裁判官を凶器で刺し殺し、裁判所にも火をつけてやる』と言って脅迫した」とし「『暴行を通報した目撃者も興信所を通じて探し出して殺す』と話した」と主張した。Bは6月19日、1審裁判で懲役8カ月の宣告を受けて法廷拘束された。1審裁判部は「被告人はわずか4歳の児童の腹部を蹴飛ばすなどして児童を転倒させた。正常な親の行動や訓育方式と見なすことは到底できず十分衝撃的」と判示した。Bは現在控訴した状態だ。

現在Aさんは夫によるパニック障害・うつ病など精神疾患を訴えている。子どもは父親と同じような体格の成人男性を見るとひきつけを起こすなど不安定な様子を見せているという。