バイデン氏、欧州外遊を後悔 討論会「眠りそうだった」

AI要約

バイデン米大統領は、6月27日の大統領選過程で不出来を批判されたことについて、欧州外遊での疲労が原因だったと弁明した。

バイデン氏はフランスとイタリアの外遊を終えた後、G7サミットに出席していたことが疲労の一因であると述べた。

高齢による心身の衰えを指摘される中、外遊の疲労を理由に挙げたバイデン氏の発言が物議を醸している。

バイデン氏、欧州外遊を後悔 討論会「眠りそうだった」

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は2日、不出来を批判された6月27日の大統領選討論会について、複数の欧州外遊で疲労が蓄積していたと弁明した。ワシントン近郊での資金集めの集会で「あまり賢明ではなかった。スタッフの意見を聴いていなかった」と悔やみ「ステージの上で眠りそうだった」と語った。

 バイデン氏は6月5~9日にフランスを訪れ、いったん米国に戻った後、12~14日にイタリアを訪問し、先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した。高齢による心身の衰えを指摘される中、外遊の疲労を弁明に持ち出したことで物議を醸す可能性もある。