討論会「外遊疲れで眠りそうに」 バイデン氏、失態を釈明 米

AI要約

バイデン米大統領は外遊の疲れが失態の原因だったと釈明。

支持者に体力の限界を吐露し、高齢不安の払拭に努めている。

大統領選勝利への本気度に疑問符が付けられかねない状況。

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は2日、先の大統領選テレビ討論会で言い間違いをしたり、言葉に詰まったりと失態を演じたことについて「直前に何度か世界各地へ出張した。

 賢明ではなかった」と述べ、外遊の疲れが原因だったと釈明した。「スタッフの助言を聞かず、危うくステージで眠りそうになった」とも振り返った。

 南部バージニア州の選挙集会で支持者に語った。バイデン氏を巡っては討論会後、党内から撤退論が上がっており、同氏は高齢不安の払拭に躍起になっている。「言い訳ではなく、説明だ」とも述べたが、体力の限界を吐露したと受け取れる上、大統領選勝利への本気度に疑問符が付けられかねない発言で、物議を醸しそうだ。