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「ハマスの闘争心砕いた」 軍事圧力を継続 イスラエル国防相
イスラエルのガラント国防相がラファを訪れ、ハマスの弱体化を確認した。
ネタニヤフ首相は戦闘や軍事圧力の継続を協議し、ハマス壊滅を誓った。
イスラエル軍がラファやシュジャイヤでの作戦でハマスを撃破したと主張している。
【カイロ時事】イスラエルのガラント国防相は6月30日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファを視察し、交戦するイスラム組織ハマスに関し「闘争心を砕いた」と語った。
「増援を呼んだり、負傷者を手当てしたりする方法もない」とし、ハマスは弱体化したとの見方を示した。地元メディアが伝えた。
イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相は30日、ガラント氏やハネグビ国家安全保障顧問らとラファでの戦闘や、ハマスへの軍事圧力の継続について協議。また、閣議冒頭でハマス壊滅を改めて誓った。
ネタニヤフ氏は23日、地元テレビ局の番組で、ラファでの作戦が終結に近づいているとの認識を表明した。イスラエル軍もラファを拠点とするハマスの全部隊をほぼ解体したと主張している。
軍は30日、ガザ北部シュジャイヤで27日に着手した作戦で「テロリスト」を多数殺害したと発表した。