「バイデン氏は大統領選撤退を」 米NYT社説、討論会の苦戦受け
AI要約
ニューヨーク・タイムズ電子版は、27日のテレビ討論会でバイデン大統領が苦戦したとして、彼が国のために大統領選から撤退すべきだとする社説を掲載した。
社説では、バイデン氏が4年前の姿ではないことを指摘し、トランプ氏を重大な民主主義の危険だと主張している。
ニューヨーク・タイムズはリベラル派の有力紙で、前回大統領選ではバイデン氏を支持していた。
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は28日、11月の米大統領選に向けた27日のテレビ討論会で民主党のバイデン大統領が苦戦したとして「バイデン氏は国のために、大統領選から撤退すべきだ」とする社説を掲載した。同紙は、民主党は共和党のトランプ前大統領に対抗できる有力な候補者を選ぶべきだと訴えた。
この社説では「バイデン氏は4年前の彼ではない。バイデン氏に真実を語る勇気を持たなければいけない」と強調。一方のトランプ氏に関しては「民主主義にとって重大な危険であることを自ら証明した」と主張した。
ニューヨーク・タイムズはリベラル派の有力紙で、バイデン氏とトランプ氏が戦った2020年の前回大統領選ではバイデン氏を支持していた。【ワシントン松井聡】
