環太平洋合同演習がスタート 米ハワイ沖、日本も参加

AI要約

米海軍主催のリムパック演習がハワイで開催され、中国を排除した29カ国が参加。

演習は米中の対立が激化する中、同盟国との連携を確認するため実施。

艦船や航空機が集結し、インド太平洋の自由を推進する目的で実施される。

 【ワシントン時事】米海軍主催の世界最大規模の多国間海上演習「環太平洋合同演習(リムパック)」が27日から米ハワイ沖で始まった。

 8月1日まで実施する。日本を含む29カ国の2万5000人以上が参加するが、中国は今回も排除された。

 インド太平洋地域で米中の対立が激化する中、同盟国・友好国との連携を確認する。米軍は今回の演習の目的を「自由で開かれたインド太平洋を推進することだ」と説明している。

 リムパックは1971年に始まり、原則隔年開催で今回が29回目。米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」など各国の40隻の艦船、3隻の潜水艦、150機以上の航空機が集結する。