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スリランカの債務再編合意、重要な節目 IMFが評価
IMFは、スリランカが2国間債務再編で合意し、債務の持続可能性に一歩近づいたと認識している。
スリランカは海外の民間債権者との合意を進展させるために、国際市場で発行した債券の再編に取り組む必要がある。
スリランカは中国などの債権国と2国間債務で合意し、返済を2028年まで延期することを決定した。
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[コロンボ 27日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は27日、スリランカが約100億ドルの2国間債務の再編で合意したことについて、債務の持続可能性の回復に一歩近づいたとの認識を示した。
IMFのスリランカ担当シニアミッションチーフ、ピーター・ブロイヤー氏は声明で「近い将来に海外の民間債権者との合意が速やかに進展することを期待している」と表明した。
スリランカは国際市場で発行した約125億ドルの債券の再編について保有者を説得する必要がある。
同国は26日、中国などの債権国と約100億ドルの2国間債務の再編で合意した。ウィクラマシンハ大統領は7月2日に議会の承認を求める考えを示した。合意により2国間債務の返済を2028年まで延期し、返済期間を最長で43年まで延長できると指摘した。