スリランカ、二国間債務再編協定を26日に署名の見通し=外相

AI要約

スリランカは日本とインドとの二国間債務再編協定に署名を予定

ウィクラマシンハ大統領が債務再編の進捗状況を閣僚会議で説明

スリランカは2022年5月にデフォルト状態に陥り、IMFから支援を受ける

スリランカ、二国間債務再編協定を26日に署名の見通し=外相

Uditha Jayasinghe

[コロンボ 25日 ロイター] - スリランカサのサブリ外相は25日、主要債権者である日本とインドとの二国間債務再編協定に26日に署名する見通しだと述べた。

サブリ外相はロイターに対して、ウィクラマシンハ大統領が24日遅くに開かれた閣僚会議で、債務再編の進捗状況について閣僚らに説明したと明らかにした。

「大統領は、二国間協定は恐らく明日(25日)署名されるだろうと語った」とし、「債務再編の条件は先に閣議に提出されている」と説明した。

スリランカは2022年5月にデフォルト(債務不履行)状態に陥った。政府は昨年11月、日本、フランス、インドが共同議長を務める債権者委員会(OCC)と債務再編の方針を巡り基本合意に達した。

国際通貨基金(IMF)は今月、スリランカに対する29億ドルの金融支援について、2回目の審査を承認したと発表した。また、OCCとの覚書(MoU)を速やかに締結し、中国輸出入銀行とも最終合意をまとめるよう促した。