ロシア外務次官、韓国大使に「対決的路線の修正要求」

AI要約

ロシア外務次官は韓国政府に対立的政策の見直しを促し、北東アジアでの平和と安定を模索するよう要請。

李度勲大使と面談し、建設的協力の破壊は韓国現在の指導部の責任と主張。

韓国政府高官の反ロシア的発言は許容できないとし、2国間の協力発展に警告を出す。

ロシアのルデンコ外務次官は26日、李度勲(イ・ドフン)駐ロシア韓国大使と会い、韓国政府に対立的政策を見直すべきと促した。

ロシア外務省はこの日、ホームページを通じてルデンコ次官と李大使がロシア外務省庁舎で面談した内容を公開した。

ロシア外務省は「(李大使を通じ)韓国当局に韓半島の緊張の高まりを触発する対立的な政策を再検討し、北東アジアで平和と安定、和解を達成する効果的な方法を模索する道を選ぶよう促した」と明らかにした。その上で、数十年間積み重ねてきた建設的協力の産物が破壊されたのは韓国の現在の指導部のせいだと主張した。

また、18~19日のロシアのプーチン大統領の北朝鮮国賓訪問と朝ロの包括的戦略的パートナー関係条約締結と関連、2国間の協力発展に対する韓国政府高官の「反ロシア的発言」は許容できないと明らかにした。