韓国軍が海上砲撃訓練、南北軍事合意の全面停止で7年ぶり再開…北朝鮮の挑発行為に対抗措置

AI要約

韓国軍が延坪島などで海上砲撃訓練を再開したことを報じた。

北朝鮮の挑発行為に対応し、南北軍事合意の効力停止を宣言したことから、約7年ぶりの訓練再開となった。

今回の訓練は軍事境界線や黄海の島嶼付近での訓練を対象としている。

 【ソウル=依田和彩】韓国軍は26日、朝鮮半島西側の黄海上にある離島・延坪島(ヨンピョンド)などの島嶼(とうしょ)部で海上砲撃訓練を再開した。訓練には自走砲「K9」などが参加した。

 北朝鮮の相次ぐ挑発行為を受け、韓国政府は今月4日、北朝鮮との緊張緩和などを目的に2018年9月に結んだ南北軍事合意の効力の全面停止を発表。今回の訓練は合意で制約されていた軍事境界線や黄海の島嶼付近での訓練を再開するとしたことを受けたもので、17年8月以来、約7年ぶりとなった。