韓国軍が海上砲撃訓練 7年ぶり、境界線付近

AI要約

韓国軍がNLL近くで砲撃訓練を再開したことを発表

北朝鮮との軍事合意の効力停止を受け、7年ぶりの訓練実施

自走砲やロケット砲を使用し、敵への強力な制裁能力を強調

 【ソウル時事】韓国軍は26日、黄海上の軍事境界線である北方限界線(NLL)に近い延坪島や白※島(※令に翊のツクリ)から海上に向けた砲撃訓練を行ったと発表した。

 NLL付近での砲撃を禁じる北朝鮮との軍事合意の効力停止を尹錫悦政権が決めたことを受け、約7年ぶりに訓練を実施した。

 韓国軍の発表によると、訓練には自走砲K9や多連装ロケット砲「天武」などが参加し、計290発の砲弾を発射。軍は「敵が挑発すれば、強力に制裁を与える能力と態勢を検証した」と強調した。