バーレーンと国交正常化協議へ 2016年に断交 イラン

AI要約

イランとバーレーンが国交正常化協議の再開に向けた協議体の設置で合意した。

イランとサウジアラビアは過去に国交を断絶し、対立を深めていたが、昨年中国の仲介で国交正常化に合意した。

2016年に起きたサウジアラビアでのシーア派指導者の処刑によるイランの反発から、イランとバーレーンの対立が続いていた。

 【イスタンブール時事】イランのバゲリ外相代行は23日、首都テヘランでバーレーンのザイヤーニ外相と会談し、国交正常化協議の再開に向けた協議体の設置で合意した。

 イラン外務省が24日、声明で明らかにした。

 イランでは2016年、中東の大国サウジアラビアでイスラム教シーア派指導者が処刑されたことに反発した群衆が在イラン・サウジ大使館を襲撃。両国が国交を断絶し、バーレーンもサウジに追随した。ただ、対立を深めていたイランとサウジは昨年3月、中国の仲介で国交正常化に合意した。