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両陛下の訪英前に王室専門家「日英関係の重要性を示す」「王室は早く実現したかった」
英国を公式訪問する天皇皇后両陛下を待ち、専門家は訪問が日英関係の重要性を示すと期待している。
エリザベス女王時代に延期された訪問が、イギリス王室にとって待望のものであることが明らかにされた。
過去の王室と皇室の交流が築いた日英関係の親密さが強調され、現在の好調な関係を支えている。
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天皇皇后両陛下がイギリスを公式訪問されるのを前に、イギリス王室の専門家は「両陛下の訪問が日英関係の重要性を示すものになる」と期待感を示しました。
「(天皇皇后両陛下の)公式訪問はエリザベス女王の時代に新型コロナの流行で延期になったので、イギリス王室は早く訪問を実現したいと感じていたのは明らかです」(英王室に詳しいロンドン大学シティー校 ホワイトロック教授、以下同)
天皇皇后両陛下は22日からイギリスを公式訪問され、チャールズ国王が主催する晩餐会などに参加されます。イギリス王室に詳しい専門家は、現在の良好な日英関係について、王室と皇室の交流によって築かれたと指摘しています。
「英王室と皇室の関係は親密ですが、エリザベス女王が果たした役割が大きいです。第2次世界大戦で悪化した両国の関係をエリザベス女王が仲介したのです。今回の公式訪問は日英関係の重要性を示すものです」
一方、ホワイトロック教授はがん治療を続けているキャサリン皇太子妃について、公式行事への参加が予定されていないとして、天皇皇后両陛下と面会されないだろうと予想しています。(ANNニュース)