イギリス訪問控え、天皇陛下が会見 雅子さまと思い出の地へ
天皇陛下がイギリス訪問に喜びを示し、思い出の地を訪れることを楽しみにしていると語った。
1985年当時の天皇陛下と雅子さまのイギリス滞在の思い出を振り返り、日英の友好関係の深化を願っている。
オックスフォード訪問や学生時代の思い出に関するエピソードを通じて、日本とイギリスの歴史的な交流を感じさせる。
22日から国賓としてイギリスを訪問される天皇陛下が19日、会見を行いました。皇后・雅子さまと思い出の地を訪れることを「心待ちにしている」と語られました。
天皇陛下
「令和2年（2020年）に英国よりご招待をいただいたものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により延期されていた、私たちの英国訪問がこのたび改めて頂いたご招待により、実現の運びになったことを大変うれしく思っております」
イギリスは、天皇・皇后両陛下にとって思い出の地です。
1985年、当時25歳の天皇陛下です。オックスフォード大学に留学中、自転車で市内を散策される様子が映像に残っています。
天皇陛下
「オックスフォード大学で過ごした2年間を懐かしく思い出しながら、今回の訪問を楽しみにするとともに、日英の交流の歴史に思いをはせつつ、これまで築かれてきた日英間の友好関係が、さらに深まっていくことを願っています」
雅子さまもまた、外交官だった当時、オックスフォード大学に留学されています。
雅子さまが学ばれたベイリオルカレッジ、創立は1263年。日本でいうと鎌倉時代です。
学生寮で撮影された写真が残っています。雅子さまは2年間にわたって、ここで外交官として国際関係論を学ばれました。
天皇陛下
「今回の訪問で初めて雅子と一緒に、オックスフォードのマートンカレッジやベイリオルカレッジなどを訪れ、市内を散策することを心待ちにしております」
天皇皇后両陛下は、22日からイギリスを訪問され、チャールズ国王が主催する晩餐（ばんさん）会などに参加されるほか、28日にはお二人のゆかりの地、オックスフォードも訪れる予定です。
（「大下容子ワイド!スクランブル」2024年6月20日放送分より）
