マレーシア首相、BRICS加盟の意向…「我々は決めた」近く手続き開始へ

AI要約

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相がBRICS加盟手続きを近く開始すると表明した。

タイに続き、マレーシアがBRICSへの加盟意向を表明し、加盟国は増加中である。

中国の首相がマレーシアを訪問し、BRICS加盟に関する協議が行われる可能性がある。

 【ハノイ=安田信介】マレーシア国営ベルナマ通信は18日、同国のアンワル・イブラヒム首相が、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカなどで構成する「BRICS」への加盟手続きを近く開始すると表明したと報じた。東南アジアではタイが5月に加盟の意向を表明しており、マレーシアが2か国目となる。

 アンワル氏は「我々は(加盟を)決めた」と述べ、来年のBRICS議長国ブラジルのルラ・ダシルバ大統領と連携してきたことを明らかにした。中国の李強(リーチャン)首相が18日からマレーシアを訪問しており、アンワル氏との会談などで協議される可能性もある。

 BRICSは今年1月に加盟国が増えた。ロイター通信によると、40か国以上が加盟への関心を示している。