大統領討論会のルール発表 発言時以外はマイク消音、メモの持ち込み禁止

AI要約

米大統領選の最初の討論会まで2週間を切り、トランプ前大統領とバイデン大統領の両陣営が合意したルールが明らかになった。

討論会は1時間半で、マイクは順番が回ってきた候補者以外は消音される。スタジオには観客がおらず、司会進行役はタイミングを強制する。

両候補は同一の演壇に立ち、水とメモ帳が渡されるが、事前に書いたメモは持ち込めない。討論会の進行は文明的な議論を担保するために様々なツールが使用される。

大統領討論会のルール発表 発言時以外はマイク消音、メモの持ち込み禁止

(CNN) 今秋に本選が行われる米大統領選の最初の討論会まで2週間を切る中、討論会に出席するトランプ前大統領とバイデン大統領の両陣営が合意したルールが明らかになった。

今回の討論会は今月27日、ジョージア州アトランタで、CNN記者2人の司会により開催される。両陣営はCNNの招待を受けたほか、両陣営に送付された書簡に記載された討論会のルールと形式を受け入れることに同意した。

討論会の実施時間は1時間半。CM放送のため2度の中断があるが、この時間に陣営のスタッフが両候補に接触することはできない。

両候補は同一の演壇に立ち、立ち位置はコイントスで決める。

マイクは討論会の間、順番が回ってきた候補者以外は消音する。事前に書いたメモなどを持ち込むことは認めないが、両候補にはペンとメモ帳、水が渡される。

今回の討論会は、スタジオに観客がいないなど従来行われていた討論会との相違点がいくつかある。司会進行役は、タイミングを強制し、文明的な議論を担保するために使えるあらゆるツールを使用するとしている。