拘束者が看守人質に IS支持者か、射殺 ロシア

AI要約

ロシア南部の拘留施設で容疑者らが看守2人を人質に取り立てこもり、解放交渉の末に射殺される事件が発生。

容疑者らはIS支持者を名乗り、SNSに動画を投稿していた。

事件によるけがはなく、治安部隊が迅速に対応したことが報じられている。

 ロシア連邦刑執行庁(FSIN)によると、南部ロストフナドヌーの拘留施設で16日、拘束されている複数の容疑者が看守2人を人質に取って立てこもった。

 治安部隊が解放交渉の末に突入し、容疑者らを射殺した。看守2人に大きなけがはないという。

 現地メディアによると、SNSには長いあごひげを蓄えた容疑者らが「犯行声明」として人質にナイフを向け、過激派組織「イスラム国」(IS)支持者だと名乗る動画が投稿された。