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ロシア艦船、大西洋でミサイル発射訓練 12日にキューバ寄港
ロシア海軍が大西洋でミサイル発射訓練を実施した。
ロシア艦船がキューバに寄港する予定で、先週キューバは慣行だとし、ロシア艦船には脅威はないとしている。
米国もロシア艦船のキューバ寄港を監視するが、脅威とは見なしていない。
![ロシア艦船、大西洋でミサイル発射訓練 12日にキューバ寄港](/img/article/20240612/66689d130f7e0.jpg)
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア国防省は11日、ロシア海軍のフリゲート艦と原子力潜水艦がキューバに向かう途中、大西洋でミサイル発射訓練を実施したと発表した。
国防省によると、原子力潜水艦「カザン」とフリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」が600キロメートル以上離れた模擬の敵艦目標に向け高精度ミサイルを発射した。アドミラル・ゴルシコフは極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の搭載が可能。
カザンとアドミラル・ゴルシコフは12日にキューバに寄港する予定のロシア艦船4隻のうちの2隻。キューバは先週、ロシア艦船の寄港は通常の慣行だとし、核兵器を搭載しておらず、地域に脅威を与えるものではないとの見解を示した。
米国もロシア艦船のキューバ寄港を脅威と見なしていないとしながらも、演習は監視するとしている。