「天空に浮かぶはしご」、ノルウェーの村に開通

AI要約

ノルウェー西海岸のノールフィヨルドにある村ローエンで設けられたスリル満点のはしご「スティギュル」が登場。

フィヨルドを約800メートル下に見下ろす高さまで、全長40メートルのはしごは、山頂からケーブルカーで下まで戻ることができるアクティビティー。

安全対策は施されており、大自然とのふれあいを楽しむことができる。ガイド付きツアーも用意されている。

「天空に浮かぶはしご」、ノルウェーの村に開通

(CNN) ノルウェー西海岸に連なる5大フィヨルドのひとつ、ノールフィヨルドの小さな村ローエンの登山コースに、天空に浮かんだようなスリル満点のはしご「スティギュル」が設けられた。

ローエンのホベン山山頂に向けてかなり登ったところに、はしごのスタート地点がある。

フィヨルドを約800メートル下に見下ろす高さまで、45度の角度で計120段、全長40メートルを渡るルートだ。

絶景で知られるローエン周辺に用意された野外アクティビティーのひとつ。はしごはオーストリアの企業が設置した。

工事を監督した運営会社「ローエン・アクティブ」のヘルゲ・ボー氏は、「勇気を出して周りを見回すと素晴らしい景色が楽しめる」と話す。

山頂に到達したら、レストランで軽食を取るのもいい。山頂からケーブルカーに乗れば、5分で下まで戻ることができる。

ローエン発のツアーは、ガイド付きだと大人が1695クローネ(約2万5000円)から。子どもも12歳以上なら、1535クローネでガイド付きツアーに参加できる。

コースにはいくつかの安全対策が講じてあり、体は常にワイヤーでつながれている。ボー氏は、特に上級者向けの登山コースというわけではないと指摘し、はしごを登ること自体は難しくないが、大自然とのふれあいや達成感は素晴らしいと強調した。