麻薬と酒に酔ってベンツに火をつけた30代女性拘束=韓国

AI要約

30代の女性が麻薬と酒に酔って車に火をつけ、拘束される事件が発生した。

事件当時の様子や逮捕された経緯、血中アルコール濃度や薬物検査結果の詳細が報じられている。

警察は被疑者を拘束し、精密鑑定を行った結果、法的手続きが進められている。

麻薬と酒に酔ってベンツに火をつけた30代女性拘束=韓国

真夜中に麻薬と酒に酔って自分の乗用車に火をつけた30代の女性が拘束された。

ソウル北部地裁のキム・イルス令状専担判事は4日、放火、道路交通法(飲酒運転)、麻薬類管理に関する法律違反の疑いが持たれているA氏に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行った後、「逃亡の憂慮および証拠隠滅の憂慮がある」として拘束令状を発行したと5日、明らかにした。

警察と消防によると、A氏は2日午前3時20分ごろ、ソウル城北区長位洞(ソンブック・チャンウィドン)で自分の車のベンツに火をつけた疑いが持たれている。

当時の状況が写った防犯カメラの映像を見ると、車から降りたA氏は、真っ赤な炎が上がる姿をみてようやく慌てたように地団太を踏んで現場を離れた。火は隣接した店の前の植木鉢まで焼け、ややもすると建物に火が広がるところだった。

当時、A氏と電話していた知人から「自分の車(ベンツ)に火をつけようとしている」という通報を受けた警察は出動20分後、事故地点付近で言葉と行動が不安定なA氏を現行犯で逮捕した。

飲酒測定の結果、A氏は免許取り消し水準の泥酔状態であり、麻薬簡易検査でもヒロポン陽性反応が出た。

これを受け、警察は3日午前、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼し、同日A氏に対する拘束令状を申請した。