大麻リキッドなど輸入容疑 会社役員の男逮捕、麻薬も製造か

AI要約

近畿厚生局麻薬取締部は、住所不定の中山竜馬容疑者を大麻取締法違反などで逮捕、再逮捕。14.8キロの大麻リキッドを輸入し、製造容疑を持つ。

容疑は米国から大麻リキッドを輸入するとともに、和歌山市内の倉庫で麻薬を製造した疑いがある。押収された製造器具も調査対象。

大阪税関が大麻リキッドを発見し、麻薬取締部に通報。犯罪行為を明るみにする取り組みが続いている。

 海外から大麻リキッドなどを輸入し、麻薬を製造したとして、近畿厚生局麻薬取締部は3日、大麻取締法違反などの疑いで住所不定、会社役員中山竜馬容疑者(37)を逮捕、再逮捕したと明らかにした。大麻リキッド約14.8キロ(1億6千万円相当)や、製造器具などを押収した。

 逮捕や再逮捕容疑は、2022年8~9月に米国から国際郵便物で大麻リキッドを10回、計約14.8キロ輸入したほか、23年4~7月、和歌山市内の倉庫で麻薬を製造した疑い。麻薬取締部は認否を明らかにしていない。

 大阪税関が22年8月、米国からの国際郵便に、おもちゃ箱に入った大麻リキッドを発見。麻薬取締部に通報した。